はじめに
最近、人と話す中で言語化してもらってる最中に、本人の中で整理・理解しきれていないことに気づいた。
仕事など、さまざまな場面において言語化・文章化が大事という話はよく語られるが、 言語化・文章化を可能にするには、言語化・文章化したい事柄を本人が整理・理解(咀嚼)できている前提がある。
整理・理解できていないと、本人が考えるイメージの言語化・文章化まで至らず、力尽きて諦めてしまうこともある。 言語化・文章化が苦手と感じる人は、言語化・文章化したい事柄を整理・理解できているのか考えてみよう。
整理・理解するための手段
自分は以下のような方法で整理・理解を行っている
- 言語化・文章化したい事柄を、事実・背景・意見(感想、想像)に分類する
- 人に話してみる
- 整理・理解は他人を介して行うことができる
- 俗に「壁打ち」と言われる
- 聞く側へ: 傾聴技術の「言い換え」が有効
- おもちゃのアヒル に話してみる
- 人に話すのが抵抗がある場合のソリューション
- 生成AIチャット(ChatGPT等)に話してみる
- 人に話したくないが、おもちゃのアヒルよりは反応が欲しい場合のソリューション
- 整理・理解しきれてなくても、人から見えない場所にまず書いてみる
- 図・絵・マインドマップを使う
- ホワイトボードに書きながら整理するとか
なぜこの記事を書こうと思ったのか
- 言語化能力・文章化能力が大事というのは今更言うまでもない話であり、同意している
- 一方で、いざ言語化・文章化をしようとしてつまづく・諦める人がいることに気づいた
- そういった人に「とにかく書け」というアドバイスはあまり有効ではないと考えた
- 言語化・文章化につまづいた人に対し、その前に整理・理解が必要と伝えたいと考え、手段と合わせて書いた